本と連れ立って|ゆるっと書評ブログ

読んだ本の感想などをゆるっと書いていきます

お金持ちになるための方法論|バビロンの大富豪

Today's Book

今日の本は、いわずとしれた名著です。
前回の記事を投稿した後から読み始め、
1週間半ほどでようやく読了しました!

ちなみに私は、
上記ペーパーバッグ版を底本にした電子書籍
Kindle Unlimitedを利用して読んでいます。

以下の記事で紹介した読んだ本をきっかけに
手に取ることにしました。

chacokko.hatenablog.jp

 

Summary

古代に繁栄した裕福な街「バビロン」。
そのバビロンの大富豪たちが
繁栄や富をどのようにして手に入れたのか?

その方法や考え方が、
ストーリー仕立てで書かれています。

発行当初から、財形貯蓄の本として、
非常に人気が高い本です。

収入の一部は自分のために確保する

収入の一部はすべて
自分のために確保しましょう。

得た収入のうち、十分の一を常に確保すれば
十年で年収と同等の額が貯蓄できます。

重要なのは、すべてという部分です。

物品購入のためにお金を支払うことは、
自分の報酬を自分以外のものに使う
ということだとみなします。

収入の一部を自分のために確保して
自分で自分に報酬を支払いましょう。

信用のおける事業や物に投資をする

収入の一部を確保していくと
ある程度のお金が貯まってきます。

そのようにして貯まったお金は
信用のおける事業や物に投資をします。

信用がおけるというのは、

  • 元本が返ってくることが保証される
  • ハイリスク・ハイリターンでない
  • 専門家が信用している

などの条件が当てはまります。

自分の大切な財産について
使い道を慎重に考え、
時には有識者に相談しながら
投資していくことが薦められています。

投資を行い増えた元手をまた投資して、
お金がお金を稼いでくる状態ができると
財産が増えていく流れができるのです。

労働ができることは幸福である

自らの目的に向かって
一所懸命によく働くことで、
周囲の人から認められます。

たとえどん底の状態にあっても
働くことへの意欲を忘れず
最高の親友とすることが、
財産を築くための秘密の鍵となります。

また、幸運の女神は
ギャンブル場などには現れません。
正しい形で報酬を得て、
慎重にそれを増やすものが
幸運の女神に愛されるのです。

Comment

これまで読んだ本の中でも、
文章量は少し多めだったかな?と思います。
ですが、ストーリー仕立ての文章で、
非常に読みやすい本でした。

正直、読む前は
「すごく難しい本なんだろう・・・」と
勝手に敬遠していました。

が、読み始めるとスイスイ進んでしまう!

また、大切な部分については
文章中で何度も繰り返し出てくるため、
読み終わる頃には
しっかりと頭に残ったと感じています。

この本から学んだこと

収入の一部を確保する

この学びは私にとって
非常に衝撃的でした。

今までの私は「自分へのご褒美」や
「自分への投資」と称して
様々な物を購入していました。

お金を使って何かを得ることが、
自分への報酬だと思っていたからです。

しかし、この本を読んで
お金を使うことは
自分の報酬を他人に使うことという
捉え方もあると気づきました。

まずは、自分の収入の十分の一を
確保するよう動いてみようと思います。

お金の使い方を見直す

上記の学びを実行するために
お金の使い方も見直していく予定です。

収入の一部を確保するにあたって
生活にかかる費用や娯楽費などは
それ以外のお金を使います。

超える分は、現在の自分には
合っていない支出なのです。

現在のお金の使い方を
少し振り返ってみます。

私は食べることが好きで、
よく食べ物や飲み物を購入します。

しかし、考えてみると、
自分の限界以上に買っているな
と感じてきました。

これらは一時的な幸福を
得ることには繋がっているものの
現在は体重が増加し、
健康を損なう可能性が増えています。

お金を失って、
体重と不健康を得ている・・・
そう考えると自分にとって
デメリットしかないですよね・・・。

収入の十分の一を確保した残りで
生活できるよう、
少しずつ見直していきたいと思います。

さいごに

財産を増やす方法について
要点が分かりやすく書かれた
良著だと感じました。

実際にこの手段がうまくいくのか?は
自分で実践していく所存です。

やはり、これだけ話題になり
読みつがれるからには
理由があるのだろうと思います。

近年は、老後資金の不安や
年金の問題など、
お金に関する悩みが尽きません。

そんな時代に読むには
ぴったりの一冊でしょう。

ここまで読んでいただき
ありがとうございます。
詳細が気になる方は
ぜひ読んでみてくださいね。